- 2011.12.16
- 文: 井上隆弘
- 記事No: 00025
動物をどうやって保護するの?【後編】
~絶滅危惧種とCBM~
今まで動物の絶滅を阻止するために、さまざまな取り組みがなされてきました。その中で現在、最も代表的なものが「自然保護区」です。「自然保護区」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。一言で言うと・・・
今まで動物の絶滅を阻止するために、さまざまな取り組みがなされてきました。その中で現在、最も代表的なものが「自然保護区」です。「自然保護区」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。一言で言うと・・・
多様性――地球上には多種多様な動植物が生きており、私たちはその多様な動植物のおかげで日々恩恵を受けています。例えば「カラノライドA」という、エイズに効果のある薬があります。アメリカの国立がん研究所によれば、・・・
みなさんは寄付をする時、何を基準に寄付先を選んでいますか?下のグラフは寄付先を選ぶうえで重視することをアンケートしてまとめたヴィープスの調査です。・・・
東南アジア最大の名所、カンボジアのアンコール・ワット遺跡。そこで私たち外国人観光客をまず出迎えてくれるのは、「ガイドはどうだ?」「飲み物いらないか?」と押し寄せてくる子どもたちです。中には勝手にガイドが始まり、最後にはしっかりと代金を請求してくる、なんてケースもあります。・・・
朝晩は次第に冷え込むようになり、日本では「食欲の秋」「実りの秋」といった言葉を度々耳にする季節となりました。今回取り上げるのは、ネパールの秋の収穫祭「ダサイン」です。ダサインはネパールの最大のお祭りで、太陰暦の天体の運行をもとに天文学や占星術の要素を加味し、日程が決められます。・・・
私たちはこれまで未来の問題について考えてきました。例えばバイオ燃料を通して食糧やエネルギーの未来を見つめました。 そして地震を経て、エネルギー問題がより一層、今後の大きな課題になりました。しかし今後、世界中で問題になると言われているのはその二つだけではありません。以前、ネパール水問題でも取り上げましたが、「水」もそのひとつです。
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前回、貧困と教育の関係について書きました。貧困を解消するためには、ただやみくもにお金を渡せばよい、というのは迷信です。それよりも、問題を大きく改善することがきる別の力点があるのです・・・
アメリカと言えばどのようなイメージをお持ちでしょうか。世界一の経済大国、ニューヨークの摩天楼、ロサンゼルスのビバリーヒルズなど、「お金持ち」のイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。・・・
さっそくですが、みなさんはネパールという国をご存じでしょうか。 「う~ん、聞いたことはあるけどそれ以上は・・・」という声が聞こえてきそうです。・・・
なぜバイオ燃料は私たちの未来を明るく照らしてはくれないのでしょうか? それは食べ物に困っている人たちをより苦しめ、環境にも悪影響を与える恐れがあるからです。・・・
2008年の世界の穀物生産量は約22億トンと、過去最高を記録しました。しかし作られた物全てが人々の口に直接いくわけではありません。穀物がどう消費されるかは次のようになっています。・・・
カンボジアの人権侵害裁判では、被害者がしばしば沈黙する事態になります。 深い心の傷を負った彼らが、証言後にさらなる侵害を受けることを恐れるからです。・・・