社会的養護の必要なこどもの権利擁護を!!2013/06/12
子どもと家庭の福祉、特に社会的養護を研究・教育、実践する研究者です。社会的養護を必要とする子どもやそれに繋がる当事者・元当事者の人たちがおかれている状況は、未だ社会のブラックボックスに入れられているような状況にあります。確かに近年、里親などの家庭養護の推進や施設の小規模化などの家庭的養護(施設における家庭的なケア)などの拡大が進みつつあります。しかし実態としては大規模集団養護・管理主義的な養護が行われている施設もありますし、当事者としての子どもの声を反映しない、進学などでフェアなスタートができないでいるなど、様々な問題が残されています。
一人ひとりの子どもたちの最善の利益を守り、一人ひとりの子どもが希望を持って生きることができる社会的養護の実現のために、微力ですが力を注いでいこうと思っています。