より良い社会の実現という「夢」に向かって情熱を燃やしているヒーローたちは、思っていたよりも、ずっと身近なところで奮闘していらっしゃいました!!第一線で活躍中のNPO職員の方々が、一体どういった背景から活動を始め、日々何を感じ、どのような未来を創りだそうとしているのか。挑戦者たちの想いと素顔に迫るため、史織は今日も全国を駆け巡る!
(月2回更新)
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― そもそも、どのような経緯で「ライフボート」さんを始められたのですか?
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― 1998年というと、まだNPO法
(※)
さえできていなかった頃ですよね。
いきなり活動を始めるのもたいへんだったのではないですか?
はい、高齢の夫婦が手探り状態で始めたんですから(笑)
(※) 特定非営利活動促進法のこと。阪神大震災をきっかけにボランティアの重要性が 広く認識されたことをうけ、市民活動を促進する目的で制定された。98年12月から施行。 ― ご苦労の連続だったんですか?
先ほども申し上げた通り、最初は犬で始めようと思っておりました。いざセンターを始めようと思い、行政機関に行ってみると「何も分かっていないな」「素人はこれだから困る」というお返事をいただきました。行政は税金を使って犬猫の数を減らすことで成り立っています。それなのに、そこで貰い受けて、また子供が出来てしまったらなんのための活動か分からない。
あなたにあげた犬は、全部避妊手術して子供が生まれないようにできますかと。結構ギャフンと言わされましたね(笑) |
― とは言え、400頭も救えるのは驚異的に思えます。
― それもすべて「ギャフン」からなんですね?
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→ ( 後 編 ) に 続 く !! |
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