特定非営利活動法人ヒマラヤ保全協会は長年にわたり、ネパール西部の山村において、森林保全を中心とした環境保全事業ならびに地域活性化事業を、ヒマラヤ保全協会-ネパールをカウンターパートとして、地域のニーズ調査と問題解決の方法にもとづいて実施してきました。この過程では地域住民からの信頼が大きなささえになっていました。
ダウラギリ地域への展開
ヒマラヤ保全協会は、2009年度より、アンナプルナ地域の西側に位置するダウラギリ地域のベガ村で、あらたにプロジェクトを開始しました。具体的には、ドバ-ベガ地区においてあたらしい苗畑を建設し植樹を開始します。このあたりはかつて、反政府組織が支配していたエリアであり、10年間におよぶネパール内戦のために村の荒廃がすすんでいます。現在、森林再生、生活基盤整備とともに、村の復興が大きな課題になっています。
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