- 日本政府への提言
-
東日本大震災に関連する被災者・周辺住民の権利保護のために
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と津波は甚大な被害をもたらし、
多くの貴重な命が奪われました。
さらに福島原子力発電所の事故により広範な地域の住民が
深刻な影響を受けています。
被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、
犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、心よりお悔やみを申し上げます。ヒューマンライツ・ナウは震災問題プロジェクトを立ち上げ、
現地調査を重ね、人権に関する活動に取り組んでいます。
各種要請書・調査報告書の発表、国連人権担当官を招聘しての
トレーニングセミナーや報告会の開催、情報資料の翻訳・提供、
また6月より岩手県・福島県へスタッフを派遣し法律相談を始めました。
ぜひ、震災問題プロジェクトの活動をご支援ください。◆日本政府に対する要請書・ステートメント発行
- 東日本大震災に関連する被災者・周辺住民の権利保護のために(2011/04/05)
- 東日本大震災の被災者(避難所・自宅居住)の方々の権利保障のために当面配慮し、実現されるべきこと(2011/04/24)
- 震災で親をなくした子どもたちの保護と将来の決定をめぐって(2011/04/27)
- 福島原発周辺住民に対する不当な差別に関するステートメント(2011/04/27)
- 女性など、多様なニーズに配慮した避難所の設置について(2011/05/10)
- 被災者の住居の権利と十分な生活支援のために(2011/05/10)
- 仮設住宅移行後の被災者支援に関する要請(2011/07/11)
- 福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康・環境・生活破壊に対して、 国と東京電力がとるべき措置に関する意見書(2011/08/17)
◆日本政府等に対する要請活動
- 内閣府男女共同参画局(2011/5/17)
- 厚生労働省災害対策本部(2011/7/22)
- 文部科学省森ゆうこ副大臣(2011/10/11)
- 経産省牧野聖修副大臣(2011/10/17)
- 子どもたちの未来を守る女性議員ネットワーク 勉強会に講師として参加(2011/11/15)
◆情報資料の翻訳・提供
- 「自然災害発生時の被災者保護に関する運用ガイドライン」仮訳
- 「親と別離状態の上に法的な保護者もいない子どもたちの保護に関する指針」仮訳
◆被災地現地調査
- 4月29日:福島県郡山市・福島県相馬郡飯舘村
- 4月30日:福島県南相馬市
- 5月7日 :宮城県仙台市
- 5月8日 :宮城県石巻市
- 5月9日 :宮城県塩釜市・多賀城市
- 8月6日・7日:福島県南相馬市
- 11月26日・27日:福島県福島市・郡山市
◆被災地法律相談
- 6月2日・3日 :岩手県上閉伊郡大槌町
- 6月9日・10日:岩手県上閉伊郡大槌町/ 福島県南相馬市
- 7月2日・3日 :岩手県上閉伊郡大槌町・陸前高田市
- 7月9日・10日:岩手県上閉伊郡大槌町/福島県南相馬市
- 7月23日・24日:岩手県上閉伊郡大槌町
- 8月6日・7日:福島県南相馬市
- 8月6日・7日:岩手県上閉伊郡大槌町
- 8月20日・21日:岩手県上閉伊郡大槌町
- 9月3日:福島県南相馬市
- 9月18・19日:岩手県上閉伊郡大槌町
- 9月23・24日:岩手県上閉伊郡大槌町・陸前高田市
- 10月15・16日:岩手県大船渡市
- 11月5・6日:岩手県大船渡市
- 11月26・27日:岩手県大船渡市
◆ 報告会・シンポジウム開催
- 5月31日:現地調査報告会開催
- 7月30日:HRN設立五周年記念シンポジウム 『2011:日本発・国際NGOの役割』 ~国内の試練と変容する国際社会~』
- 震災と女性・子ども・障害者・外国人の人権~東日本大震災を通して~ (ヒューマンライツ・ナウ関西グループ 2011年「世界人権デー」イベント)
- 2011東日本大震災を受けて~福島原発事故後の人権を考える 《世界人権デー記念シンポジウム》
◆国連人権担当官招聘:被災者支援NGO・NPO向けトレーニングセミナー開催
- 6月22日:トレーニングセミナー in東京 放射能問題関連NGOとのミーティング
- 6月23日:トレーニングセミナー in 岩手県遠野市
- 6月24日:人権関係NGOとのミーティング 国会議員との面会・意見交換
◆国連特別報告者の日本への訪問を要請
- 7月26日:要請書発行
◆ メディア掲載
- 7月14日:NHK視点論点にてHRN会員(震災プロジェクト)の菅波香織弁護士が「福島の子どもたちは今」というテーマで出演・発言。
- 8月11日:アルジャジーラ紙(インターネット版)に、ヒューマンライツ・ナウ震災プロジェクトが7月に公表した「南相馬調査報告書」が紹介・引用。
- 9月2日:中國新聞「今やるべきこと・6 フクシマとヒロシマ 第5部」に、「人権保障 国際基準で」ヒューマンライツ・ナウ事務局長 伊藤和子のインタビューが掲載されました。