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ヒューマンライツ・ナウ 人権デーイベント
このままで良いのか ヘイト・スピーチ 「明らかになった被害の実態」
~聴き取り調査から見えてきたもの~
■被害実態調査報告&在日コリアン若者の声
(※ヒューマンライツ・ナウ関西グループの聴き取り調査より)
○ デモを見て自分たちの存在が否定されたと思い、身体が震えてドキドキした。
○ 面と向かって憎悪感情を投げかけてくることに対し恐怖を感じた。
○ 「殺せ、殺せ、朝鮮人」と言われ、殺されるんじゃないかという恐怖が襲ってきた。
○ 自分でどうしようもできないことを理由に、「死ね、殺せ」と言われることの不条理。
■「穏健な表現」なら良いのか? 国連の要請する規制とは?
日本には差別を禁止する法律も、在日コリアンや被差別部落の人々といった不特定多数の人々に対する差別、侮辱、憎悪の表明やその煽動を規制する法律もありません。「対象が多数なら、一人ひとりのこうむる被害は少ない」というのがその理由の一つとして挙げられていますが、ヒューマンライツ・ナウ関西グループが行った在日コリアンへの聴き取り調査は、それが事実でないことを明らかにしました。 国連は、ヘイト・スピーチが野放しになっている日本の現状を憂慮し、法律による規制を含め、「毅然として対処すること」を強く勧告しています。
今回のイベントでは、ヒューマンライツ・ナウ関西グループの調査結果を報告し、日本社会に生きる在日コリアンの若者たちが受けてきた差別やそれに関する思いなどについて、在日コリアン青年連合(KEY)のメンバーにもお話しいただきます。
日 時/2014年12月8日(月) 19時~21時 (開場:18時30分)
会 場/青山学院大学 青山キャンパス2号館 2階221号室 (150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25)