[活動報告] 第3期・2日目「フィジカル」
2日目午前中は、真っ青な晴天と、輝く緑の芝生の間で、「大運動会」で思い切り遊びました。
最初の種目は「じゃんけんリレー」。リーダーに勝ったら次のメンバーにバトンタッチ。負けたら他のメンバーが迎えにきてくれます。つづいて、お互いに名前を覚えるための「タッチでピョン」。全員で横っ飛びです。そして、大人による無慈悲な「だるまさんがころんだ」。その他、ペロンと皮を剥いて助けてくれる人を待つ「バナナおに」など、楽しい種目が満載でした。
午後、最初のプログラムは、慶應義塾大学の緒明佑哉さんや東京都立産業技術研究センターの渡辺洋人さんらによる「ナノの世界を覗いてみよう」です。
これは、ナノの世界を体感する実験教室。ナノのスケールを感じるために、よく知っているものの大きさを階段のように並べてみました。ナノって小さいんだということがよく分かりました。そしていよいよ実験です。ブドウ糖の液体をシリカゲルにたらして、吸い取ってもらいます。アルコールで洗浄し、レンジで加熱して、ナノサイズの炭素の焦げをつくったシリカゲルにブラックライトをあてると、かすかに光って見えました!この日の実験で観察された現象は、実は未だ科学の世界でも理由が解明されていません。いつの間にか、科学の最先端にふれていた子どもたちの胸には、どんな感動が残ったでしょうか。
そして、夕ご飯は自分たちで作る野外調理のカレーです。
みんなで協力して作る、おいしいカレーづくり。材料を準備し、火をおこし、管理しながら、調理を進めていきます。ところどころで、リーダーがチェック。溶けやすいようにルウを細かく切り刻むワザも覚えました。洗い物もみんなで協力。自分たちで作れたことの喜びを感じながら、みんなで美味しくいただきました!
自然の中で遊び、自然の現象を探究し、そして食べるものを自分たちで作るという学びの一日でした。