[活動報告] 第1期 5日目「菅前首相・下村内閣審議官と話す!」
お待たせしました!第1期 5日目の朝に、どこに行って、何をしてきたかのご報告です。
朝9時に衆議院第一議員会館にチェックイン!
なんとこの日、私たちは、東電福島第一原発事故の発生当時の国の責任者だった菅直人前首相 (写真中央) に会いに行って来たのです。 アレンジをしてくださった下村健一内閣審議官 (内閣官房内閣広報室; 写真右) は、元TBSアナウンサー。 ジャーナリストの見地から官邸の広報の在り方を変えるべく、菅内閣 (当時) に招かれました。 原発事故発生当時の政府の対応を振り返り、こどもたちに「ごめんなさい」と謝った下村審議官に、スタッフからは「泣きそうになった」との声も。
菅直人前首相は、こどもたちの「被災地に対して今、何をしていますか?」「今日は長崎原爆の日ですが、事故の対応では、広島・長崎、チェルノブイリといった経験から参考にしたことはありますか?」「なぜ増税が必要なのですか?」「国は地震の発生を予め知っていたのですか?」といった質問に真摯に答えてくださいました。
こどもからの「なぜ東京で使うための電気を福島で作るのですか?おかしいと思うんですけど」という質問に対して、菅前首相は東京電力の管轄は東京だけではないことなどを説明した上で「私もおかしいと思います」と述べ、未来の分散型エネルギーへの展望を語りました。
キャンプではいつも楽しそうにしていたこどもたちも、このときだけは表情が違い、菅前首相の話に真剣に聞き入っていました。
最後に、霞ヶ関にチェックインした記念撮影。 こどもたちに、よりよい未来を引き継ぐために、スタッフはこれからもがんばっていくことを誓いました。
お忙しい中、時間を延長してこどもたちと対話した菅前首相は、こどもたちからの手紙を受け取り、みんなと握手してお別れです。 未来を担う世代の想いと訴えが政治の現場に届きますように。