[活動報告] 第1期・4日目「チェック・イン!」
4日目の朝の集いは、みんなで人間知恵の輪に挑戦です。徐々に人数を増やしながら、またメンバーをかえながら、お互いに考えあいながら絡まった腕をほどいていきます。朝ご飯を食べて、ミーティングルームに移動します。日中のプログラムの前に、ある人へのお手紙を書くための作戦会議。明日にはお届けしなければいけないので、みんなしっかり話し合って、班ごとに手紙の内容を考えています。
いよいよ4日目の日中プログラム、「班対抗・東京デジタルオリエンテーリング」がスタートしました。これは、行動班ごとに自由に東京の名所を散策して、ポイントをゲットして競うゲームです。街中にある「オモシロイもの」を見つけることや、マナーをまもってみんなで行動することの大切さを学ぶことが目的です。そこで活躍するのがWindows Phone。行きたい所や今いる所を調べるのはもちろん、TwitterやFoursquareといったサービスを使って、今いる場所の記録を発信して共有していきます。合い言葉は「チェック・イン!」どこかの場所に行ったら、ポーズを決めて写真を撮ります。
各チームが作戦会議を始めました。「高いところ」「デジタル」「東京名所」というカテゴリのチェックポイントを一つずつを選択してコースを決めます。ポイントは山分け制なのでコース決めも必死。その途中に寄り道してもOKで、オモシロい建物やオブジェ、看板などを見つけたら「チェック・イン!」してポイントをゲットできます。また、駅についたら「チェック・イン!」して、居場所を知らせます。お昼ご飯はネットで調べて、お店の評価の点数に応じてゲットするポイントも変わります。
10:30に各チームが一斉にオリンピックセンターを出発!各チームの動向を見守る運営スタッフたちも「会いにいく本部」として行動をスタート、会えたらボーナスポイントがもらえます。人気のあるスポットは、押上・スカイツリータウンや、新宿・東京都庁展望台、渋谷・ヒカリエ。各班の居場所を知らせるTwitterには、どんどん「チェック・イン!」の画像があがっていきます。御神輿の壁画に参加してみた写真、下町のおにいちゃんにアイスキャンディをもらった写真、どの班も東京の新たな一面を気づかせてくれます。なかには、芸能人に遭遇するグループや、学生リーダーのお父さんが会いにきてくださったチームもありました。待ちに待ったお昼ご飯も、六本木のカフェ、ザギンでシースー、日本で最古の天ぷら屋さんなど、東京でなければ味わえないお昼ご飯となりました。
16:00、どの班もひとりも欠けることなく、全てのチームが到着。最後に到着したチームも拍手でお出迎えです。帰ってからの振り返りは、各チームの「がはは」「へぇー」「じまん」を考えました。「おみくじを引いたら5人連続で凶だった」「大手町の天井ってすごく低いんだ」などなどのエピソードが出てきます。それだけでなく、あるメンバーは自分が足を痛めているにもかかわらず、眠そうにしているおばあさんに席を譲ってあげたそうです。単なる勝負ではなく、東京の街中のいろんなことに気づくことや、思いやりの心を持つことができたプログラムになりました。
東京散策を終えたはずなのにテンションが高いままのメンバー。夜はジュエリー製作のミツバチさんによる「空き缶でジュエリーを作ろう!」のプログラムに参加しました。このプログラムは2011年のアカデミーキャンプでも実施されている人気プログラムです。まずは、材料を用意するために、全員で缶ジュースで乾杯です。「今日はおつかれさまでした!」そうして飲み干した缶を洗ったら、空き缶の底ぶたを缶切りであけていきます。缶切りは刃物ですから、上級生やスタッフが下級生をサポートしながら作業を進めます。
あけ終わった底ぶたは、トゲにならないように叩いて、そしてヤスリがけをしていきます。表面が綺麗になったら、自分の好きな文字をふたに打ち込んでいきます。アルファベットで、自分のイニシャルや日付、なかには「ACADEMY CAMP」と打ち込んでいるメンバーも。今回のジュエリーは、ネックレスかキーホルダーかを選ぶことができます。最後に金具を取り付けて完成!昨年参加したメンバーも、また新しいものを作って楽しんでいました。プルタブをネックレスに通して飾りにする工夫をするメンバーもいました。
たくさんのことがあった4日目、夜の最後にデジタルオリエンテーリングの結果発表があり、運営スタッフ厳選の東京みやげが全チームにプレゼントされました。その後、作ったジュエリーを自慢しあったり、ある人へのお手紙を最後までしっかりしあげたり、メンバー思い思いに夜を過ごしました。キャンプも残すところあと2日。メンバーもリーダーもスタッフも、一体となってきています。